ヒデ〜〜!!!

中田英寿というサッカー選手をハッキリと認識したのは、アトランタ五輪の時です。


マイアミの奇跡の一員として。
西野監督に外された選手として。


五輪第3戦のハンガリー戦の先発からなぜか外れていた理由がわかったのは後になってからだけど、
その前のナイジェリア戦で守備的に戦っていたチームに対して、中田は攻められる!と思っていたこと。
それが監督やチームとの亀裂を生んでしまったこと。


監督の主張が正しいとか、中田が正しいとかではなく、当時、中田英寿という人をハッキリと認識した。
19歳にして自分の信念で生きている人。
信念を主張できる人。

ワールドカップの出場でさえ「ジョホールバルの奇跡」と言われた時代に
セリエAペルージャの中心選手として活躍。名門ASローマへの移籍。
日本サッカーが世界で通用することを、夢じゃなく現実として見せてくれた人。



決めていたことだからですか?
それも信念という意味であなたらしさなんでしょう。

でも、引き際が美しすぎるんじゃないですか??
今まで泥臭くてもボールへの、ゴールへの執念を見せてきたじゃないですか!!


常にいろいろなものと戦っていた中田英という男には休息が必要だと・・・。
ただプロサッカー選手という職業が休んでいられないものだというのもわかる・・・。
だからこそプロを辞めると・・・
自分はすっぱりとした引退をそう解釈してる。


新しい夢もあるんだと思う。
だから、ありがとう!と言いたい。
でも、お疲れでした!と言いたくない。
まだまだ戦える人だから。
戦っていて欲しい人だから。
そしていつも戦いきれない自分がもどかしい。